私が今主に通っているスタジオの
ヨガシナジー 。
メインのインストラクターの一人であるサイモン先生の "実践 解剖&生理学"講座に行って参りました。
"実践 解剖&生理学"というと何やら難しそうですが、
要するに、ヨガをするために体の筋肉とエネルギーを上手に安全に効率よく使っていくかという講座です。
ヨガシナジーに通う前、私は股関節を痛めていてほとんどヨガが出来ない状態でした。
何かヨガをやっていても痛いところが気になってのびのびできずにもどかしかったものです。
その頃はパワーヨガやアシュタンガなどは控えて、アイアンガーヨガのクラスに通っていました。
アイアンガーヨガはもちろん安全で、怪我のところも痛くなくできるのですが、何となくそれだけでは物足りず、もっとダイナミックなヨガがしたいなーと思っていたものでした。
そしてたどり着いたのがこのシナジースタイルのヨガ。
ダイナミックで運動量も多いんだけど、怪我したところは全く痛くならない!
それどころか逆に治療されているようにどんどん良くなってきました。
ヨガ中も、たくさん動いて汗もでていて、体中に新しい血が巡っているのが分かるのに心臓がドキドキする事もなく、むしろ穏やかになっているような気がします。
というわけで、サイモンがどんな事を教えてくれるのか、始まる前からとーっても楽しみにしていました。
あらかじめ受け取っていたテキストは、内容が濃すぎて、専門用語も満載だし、すごいのは分かるんだけどついていけるかなーーーとちょっと心配だったのですが、
実際に彼の講座を受けてみると、実際に皆でアサナ(ポーズ)をやりながら、筋肉や骨を動かしながら実感する。というスタイルなのでとっても楽しくて分かりやすく、次からのヨガの練習でもすぐに取り入れるべきものばかりでした。
ヨガをしていると必ず出てくる"バンダ"という言葉。
英語で言うところのバンド、関節や筋肉を守ってくれる役割をしています。
つまり、メインの関節すべてにバンダが存在するわけで、それをちゃんと使っていかないと怪我をしてしまったり、リラックスを得る事が出来なかったりするわけですね。
レッスン中は彼のインストラクションによって私の体のバンダが働き、体を守ってくれているので、怪我したところも痛くならなかったのです。
そしてこのバンダ、というのはとても自分で感覚をつかみにくいものなんだけど、サイモンが体と理論を駆使して私たちに感じさせてくれます。
彼はいつも「make sense?」「理にかなってるでしょ!?」とききます。
そして私たちは「make sense!!!!!!」と目から鱗状態です。
このコースはトータルで36時間!
第1週でもこんなに得る事が多かったのだから、残り3回が今からとっても楽しみ!
サイモンのコースは コース2で、私はカイロプラクティックの先生による"基本解剖学生理学"のコース1もとっているのですが、そちらは基本というだけあって骨や筋肉の説明ばかりでちょっと退屈してしまいました。。
私はヨガシナジーを見つけるまでサイモンの事を知らなかったのですが、どうやら日本にも何回か行っていて、ワークショップやティーチャートレーニングで講師をしたりしているそうです。
ヨガシナジーのパンフレットを見ると、7月17日〜26日までtokyo & singaporeと書いてあるので東京にも行くみたい!
どのスタジオでやるのか、どんな事をするのか聞いてみるので、もし興味がある人(特にティーチャーの皆様)は是非彼のmake sense! を実感してみてね。