2009年4月29日水曜日

復活

寒い!

おかげさまでまだ咳と痰はとまらないものの、急激に回復してまいりました。

今日は、クリニックの先生が紹介してくれたフィジオセラピーに頭痛の原因となっているらしい肩こりのマッサージに行ってきました。

風邪でずっと寝てばかりいたから、体中がこりこりです。

海外旅行保険は、こんな事まで対応してくれるのですね。

そのクリニックの先生がくれた薬は全然効かなくて、診察も適当だった気がしたし、、このヤブ医者ーー!と思ったものですが、
シドニーの医療システムが日本と違うため、しょうがないのかもしれません。

まず、患者さんは町のお医者さんのようなところにとりあえず行って、対応してもらい、そこで対処できない場合は他の専門的なお医者さんを紹介してくれるという、最初に私たちが訪れるクリニックは患者さんと専門医の架け橋のような役割をしているのです。

で、その先生が「この患者さんにはマッサージが必要!」と考えた場合は、マッサージも保険の対象になる、
という仕組みでした。

今日行って来たフィジオセラピーの先生は、とーってもかっこ良くて、がっちりしたサーファー風の素敵な先生でした。

おかげで風邪も吹っ飛び気分も上々です。

明日からまたヨガに水泳に肩こりさよならの体力作りに励みたいと思います。


知り合いの方にウエットスーツを譲っていただきました!
Jのは子供用Lサイズ! でも、細身君なのでそれでピッタリみたい。

まだまだ海に入るぞー。


















夏からずっとプルメリアの花が咲き続けています。
花が咲く前は何の木だか分からなかったけど、枝振りがサンゴににているから私たちは“サンゴの木”と呼んでいました。

プルメリアが大好きと思われる友達が来月シドニーに遊びに来てくれる予定なので、
その時まで咲き続けてくれるといいな。。

2009年4月27日月曜日

体温調節

インフルエンザ以来のビッグな風邪にやられてしまった。

先週発熱とリンパの腫れのあと、なおったと思ったら今度は咳と痰に苦しんでます。

海外保険でキャッシュレスで診察できる“日本人医療サービス”にいったものの、
もらった薬はサッパリ効かず悪化の一途をたどっています。

早朝ヨガレッスンの後に体が冷えてしまったのがいけないのか、
秋の海でのトレーニングでやられたのかわからないが、

とにかく初の海外での季節の変わり目に対応できなかった私の体。

とにかく今体を使って毎日過ごしているので風邪を引いてしまったのはかなりのダメージ。

体が壊れると、頭も使えないのよーーー。

体温調節の苦手な私の体は、冷えたら大げさなぐらいあっためてあげないとだめみたいですね。

体温調節といえば、白人の皆様が寒さに強く冬でも半袖という噂や目撃情報が数多く寄せられていますが、
その謎がちょっと解けた気がします。


ライフセービングの講習で、ある日患者さんの症状の一つとして“hypothermia"というのが紹介されていました。

海に入っていて寒くなってしまい、顔や唇から色が失せ、がたがたと震えて体温を回復できない状態の事。
しかも、体を温めようと動けば動くほど体温が奪われるそうです。

そして、私もこれはサーフィンレッスンで経験済み。

私だけ「あがった方がいい」といわれて暖かいシャワー室に案内された事がありました。

どういう状態になると "hypothermia'になるのかというと、

「普通37度の体温が35度近くになるとこの症状が現れる」

とかいてあるじゃありませんか。

え??

普通37度?

日本人的に言ったらそれは微熱の領域であります。
暑いというか、寒気がしてくる体温です。

というわけで、白人さんの平熱は日本人より約1度高いという事がわかり、これが「温度差」の感じ方に影響してるのだと思いました。

2009年4月22日水曜日

CPR

毎週月曜日のライフセービング講習会では、主に室内で行う事の出来る練習や教科書に基づいた授業を行います。

ここ2回の月曜の講習では、CPR(心肺蘇生)の練習を行いました。
人工呼吸と心臓マッサージですね。

心肺蘇生というのは、“意識がない” 且つ “呼吸がない”状態のかたに行う手当です。

手順の基本はDRABCD (ドクターABCDという語呂合わせ)。

D=Danger
患者を安全なところに移し、周りに危険なものがないかなど確認したり野次馬を追い払ったりします

R=Response
声をかけて手を握ったり、肩を握ったりして相手の反応があるかを確認します。

反応がなければ、、

A=Airway

患者を横にして嘔吐物があれば払い、砂などを取り除き、患者の気道を確保します。
胸の動きを"見て” 耳で呼吸を“聞いて” 頬で呼吸を“感じて”、呼吸があるかどうかを確認します。


呼吸がなければ、、、

B=Breathing

人工呼吸2回。あごをあげて息を吹き込みます。吹き込んだら胸が動いているかを見て、呼吸が送り込まれてるかをチェック

C=Compression

心臓マッサージ。1分間に100回のペースの早さで30回。

そして、人工呼吸と心臓マッサージが始まったら、救急隊がくるまでやめる事は出来ません!
この心臓マッサージはかなり激しくて疲れるので、二人いれば交代で行います。
患者さんのあばら骨が折れる事もありますが、それはかまわないそうです。


D=Defibliration(スペルが難しくてわからない!!!!!!!!)

電気ショック。これは資格がないと出来ないので、お医者さんが行います。


練習とはいえ、皆真剣そのもの!
人形を使ってやるのですが、結構頭で分かっていても何かうっかり忘れてしまう事もあるものです。
例えば、最初にゴム手袋をはめるという行為。

サーフライフセービングでは、パトロール中は常に人工呼吸用のマスクとグローブを携帯しています。

人を助けるのも大事ですが、それ以上の犠牲者を出さない事はもっと大事!

ということで、感染症などのリスクをさけるために手袋をつけて行います。
これが、忘れるんだなー。。
あとは、患者の頭を支えるのを忘れて首ががくっとなってしまったりとか、、
怖い怖い。

話によると、意識呼吸がないままにこのCPRを1時間続けた後で病院で手当がなされ、回復された方もいるらしいです。

そういえば!前にブログで書いた、ゴードンズベイでの事故の患者さんも
救急隊がくるまで30分以上あったにもかかわらず助かったそうです!!!!

それもCPRのおかげ!

日本でも、たくさん講習を受けるところがありますので、是非皆さんも受けてみてね。
消防署などで無料で行っているし、資格として講習を行っている団体もあります。

日本では医療行為ではないので、この処置は誰でも出来ます。
私も運転免許の講習会で習ったぐらいですから。

また最新のCPRは、常に最も効果的な方法が研究、更新されていて、心臓マッサージの回数など微妙にかわることがありますので常にチェックです。

何でやってほしいと思うかというと、大切な人を救えるかもしれないからです。

私の母が亡くなったとき、心臓発作のようなものでした。
私は母がお風呂場でなくなっている事を朝まで気づかなかったのです。
もし、前の晩に帰って来てすぐ倒れているのに気づいていて、、CPRを行えたら助かっていたかなーと、この講習を受けながらすごく思うのです。

でも、それよりも前に一緒に過ごしながら母親の体の不調に気づいてあげられなかったのがもっと大きな問題なのですけれどね。。



というわけで大充実の講習会。

CPRの練習は、決して生きている人間で行わないでくださいね!!!!!!!

2009年4月21日火曜日

わお

私がちょっと日本を離れている間に、、

こんなものがはやっているのか!!!

ボンレスベルト



ハムになってしまうその前に!!

出来る事はたくさんあるはず!!!!!!



あーびっくりした!

でも、開発者さんの想像力に感動ー。
この商品は、想像力からのうまれたもの、つまりアートに限りなく近いものであるに違いない。

.

2009年4月15日水曜日

犬って、種類によってなんであんなに大きさや形が違うんだろう??


足の大きさぐらいの小さい犬から、牛かと思われるほど大きな犬。

人間で個人個人にそれほどの違いがあったら、世界はどうなっていただろう!?


特大と特小の犬同士が偶然ご対面して、おたがいに興味示している場面も何回か目撃した。

同じ犬とは思えなかった。

前にナショナルジオグラフィックの、Super Cow(筋肉牛)のビデオを見た事がある。
プロテインなど化学薬品を使わずに強い牛と強い牛の交配だけで、筋肉もりもりの牛を作り上げた人たちがいた。


大と小の犬達も、進化に人間が手を加えたものなのか!?
だから同じ犬なのにあんなに違うのかなー。


犬を見るたびに特大 、大、中の大、中、中の小 、小、特小 と、頭の中でカウントしてしまう今日この頃なのでした。

2009年4月12日日曜日

朝ご飯

毎週土曜日の朝ご飯は決まってJが作るパンケーキです。

パンケーキミックスなど使いません!

失敗や試行錯誤を繰り返し、最近ではしっとりふわふわの完成型に近づいてきました。

出来上がると、起こしに来てくれます。
または、朝ヨガにいっていれば、帰る頃に出来上がるように待っていてくれます。
ヨガの直後にはヘビーだけど、もちろん完食〜!

いろいろな変化の中に、いつもかわらない幸せがある喜びを感じる。
健康とか。
サイクルがあることで変化を感じる事が出来る。
成長とか。

ささやかな日常にそんな事を感じさせてくれるパンケーキなのでした。

本日はミックスベリーパンケーキ。
ギリシャヨーグルトと蜂蜜をたっぷりかけて食べるのがお気に入りです。

















オマケ画像 満月

2009年4月11日土曜日

満月

おとといぐらい、それは立派な満月でした。

日本でももちろん満月。

でもそちらは春の満月で、こちらは秋の満月です。

同じ月を見ていても、季節や時間の流れが違うので、やっぱり遠いところにいるのねーと感じました。

明日はイースターで、こちらでは金曜日から月曜日まで国民の休日となっております。

Jの父親から、たくさんのイースター的お菓子が届き、
そしてあっという間に平らげてしまいました。

宗教的祝日の度にたくさんのお菓子が送られてくるので、
日本人の私から見たらイースターとクリスマスは、神様イエス様に免じてお菓子を大量に食べてもOKな日とも思えて来ます。

世の中祝日ムードで、学校や仕事もお休みなので家でのんびりという方も多いこの週末。。

ふと気づくと、私たち、ほとんど友達がいない!
もちろん親戚も!

一つあったお誘いがキャンセルになってしまい、、
それ以外週末なのに誰からもお誘いがなくて超さみしーーー!

というわけで二人で今日はジャワ料理なるものを食べにいく予定です。
それかメキシコ。


メンバー募集中〜!

2009年4月7日火曜日

サマータイム終了。

土曜日でサマータイムが終わり、また日本との時差は一時間になりました。

土曜の夜はうかつにも火鍋を食してしまい、次の朝ライフセービングの講習のためにマンリーに向かわなくてはいけない私たちは、お腹に爆弾を抱えながらフェリー乗り場までバスで行くべきか自転車で行くべきか決められないままバス停とトイレと自転車置き場を行ったり来たりしていました。
そんな事しているうちに「やばーーーーーーい!もう8時のフェリーに間に合わない!!」

遅刻じゃん!

という事になり、バスはなかなかこなかったので自転車で猛ダッシュ。

「このままいけば間に合うよ! 頑張ろう!」

と励まし合いながらなんとかフェリー乗り場まで到着しました。

すると、時計は6時50分をさしていて、次のフェリーは7時15分との表示が。


ありがちなんですが、その日から冬時間でした。




おかげで講習には間に合ったし、海に面したカフェでのんびり朝ご飯までいただいてしまいました。
早起きして、得した気分♪



朝日に向かって走るフェリー。
















そしてやっぱり秋なんだなーとしみじみしてしまうのが、夏の間食べまくったマンゴーの姿が消えはじめ、みかん、りんごなど秋の果物が市場に並び始めました。

なんと、柿やイチジク、ザクロまであり日本を思い出さずにはいられません。


日本で一緒に住んでいた祖母が、ザクロ好きだったのを思い出し、思わず購入。
今日の朝ご飯にいただきました。

いつも食べるたびに、「ザクロは人肉の味がする(といわれている)」と言っていたな。
真相はいかに!?

ザクロを食べる時はいつも美しくて、宝石みたいみたいと思って眺めてしまいます。

おいしい果物を食べると必ず、「これはまさに神からの贈り物!!! 神様っているに違いない!」と思います。

2009年4月2日木曜日

季節の変わり目

おとといから激しい雨が降り続いてます。。

この雨はきっと季節の変わり目をお知らせしているに違いない。

サマータイムも今週で終わりだし。


日本は桜が咲き始めていると聞きました!

毎年この季節は、花粉症で苦しみつつも何となくウキウキとした気分になったのを思い出します。