2009年1月10日土曜日

ねじまき鳥クロニクル


日本から訪れていた従姉妹がかえり、父親が帰り、

気が抜けたようになってまだ自分のペースをつかめないでいます。

従姉妹が東京の私の部屋から持って来てくれた村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を部屋で、カフェで、ビーチでひたすら読み続けること3日間。

さっきやっと読み終えました。



たくさんの登場人物が出て来て、複雑に絡み合っていて、
前回読み終えた時と同様に呆然としながらも頭の中で噛み合ないパズルを組み続けています。

文庫本3冊ぶんを簡単に説明すると、主人公や時代をさかのぼったある人物に象徴される善と、現代にも昔にも存在する巨大な力を持った悪との戦いです。

その悪から、主人公は自分の妻を救い出す。

つきつめるとシンプルなストーリーなのに、

一体何から救ったのか、実際のところ救えたのかどうか、

最後まで読んでも実は良く分かりません。

それでも、読んでない人にはお勧めしたい。

村上春樹の他の作品はいまいち私には合わなかったけど、これはきっとまた読み返すだろうな。


村上春樹で思い出したけど、
彼の作品には、登場人物をとおしていろいろな作家が紹介されています。
たまに出てくるジョンアーヴィングという作家の本も好きです。
特に「ガープの世界」。

あー、また読みたくなって来た!!!

長い長い物語が好き。

この2週間で日本語しゃべりまくり日本の本読みまくりで脳みそもすっかり日本語にスイッチされてしまった。

明日からまた頑張りまーす。






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